

8月3日毎年恒例の『諏訪苑盆踊り』を行いました。地域の商店さんなどで、盆踊り開催のポスターを掲示していただき、地域の方にもご案内しています。
毎年、ボランティアの方々も含め、多くの方に、ご来苑いただき、とても楽しい交流の場となっています。
昨年は、職員さんが各々でデザインしたTシャツを着ての参加でしたが、「やっぱり浴衣だよね!」ということで、職員さんの多くが浴衣での参加となりました。






お盆には、ちょっと早い盆踊りでしたが、みなさんとても楽しんでおられました。職員のみなさん!お疲れ様でした!
ボランティアのみなさん、地域の方々、ありがとうございました。



海士町の各地区では、初盆を迎える家に、地区の青壮年などの方々が訪れ、盆踊りをするという風習があります。
諏訪苑で暮らすご利用者のお一人が、初盆を迎えるということで、月遅れ盆の迎え火にあたる、8月13日の夜、ご自宅に帰り、1時間ほどですが、ご親族や地区の方々と一緒に、亡き伴侶のご供養を務めました。
御仏前で、涙を浮かべながら、手を合わせお参り。
地区の方が唄う盆歌にあわせ、地区の皆さんが踊られる自宅の庭を眺めておられました。


名古屋からIターンしてきた自分には、とても新鮮な光景であり、母の懐で抱かれてた頃のような、なんだか懐かしいというか、大きなものに包み込まれて育まれているといった感覚を感じました。
それが、親であり、親族であり、地域そして、島なのかなと。
お互いに、幼い時の姿や、また親、祖父母、そして、その先代をも分かりあっている。語り継がれている。
そんな地域って素敵だなと。そして、大切にしなきゃいけないものを教えてもらった素敵な時でした。
『命』
命はつながっていく 祖父母から親へ 親から子へ そして子供が大きくなって また、新しく命ができる そして次へ次へと
えいえんにつながっていく その中でできる、小さな命 次から次へとうまれてく どんどんつながっていく 命のかけら
今の命も親がくれたもの 親の命も祖父母がくれたもの そして自分がおくる小さな命 その子がおくる小さな命も
すべてにきぼうがつまっている 新しいきぼうがつまっている そしてまた次の命へと。。。
海士町社会福祉協議会が毎年発行している『おもいやり』という福祉文集に掲載されていたものを引用しました。
当時、海士町の小学校に通う3年生のお子さんの作品です。
地域が、人を育んでいくんですね。